気圧とは
気圧の定義
気圧とは、単位面積(1m²)あたりにかかる空気の重さの総量のことです。
地上に1m²の板を置いたとすると、その板の上にある大気の上端までのすべての空気の重さが、その地点の気圧にあたります。つまり、気圧とは空気の重さそのものといってもよいでしょう。
気圧の単位
気圧の単位には次の2つがあります。
| 単位 | 読み方 | 備考 |
|---|---|---|
| hPa | ヘクトパスカル | 天気予報でおなじみの単位 |
| Pa | パスカル | SI基本単位 |
この2つの関係は次のとおりです。
1 hPa = 100 Pa
つまり、hPaからPaに変換するときは100倍すればOKです。地上の気圧は約1000hPa = 100000Paとなります。
なお、表記のルールとして「Pa」のPだけが大文字で、hとaは小文字です。
空気の重さと体の圧力
地上の気圧は約1000hPaですが、1hPaは約10kgに相当します。つまり、1000hPa ≒ 約10,000kg ≒ 約10tもの空気が私たちの上にのしかかっていることになります。
それなのに重さを感じないのは、私たちの体の内部にも圧力があり、その圧力が気圧とちょうど釣り合っているからです。外からの気圧を体の内側から同じ力で押し返しているため、重さを感じずにいられるのです。
高度と気圧の関係
気圧は空気の重さなので、上空に行くほど上にのっている空気の量が減り、気圧は必ず小さくなります。
約5kmごとに半分
高度と気圧の関係を大まかにとらえると、約5km上昇するごとに気圧は半分になります。
| 高度 | 気圧(目安) |
|---|---|
| 地上(0km) | 1000 hPa |
| 約5km | 500 hPa |
| 約10km | 250 hPa |
| 約15km | 125 hPa |
約16kmごとに1/10
別の見方をすると、約16km上昇するごとに気圧は1/10になります。
| 高度 | 気圧(目安) |
|---|---|
| 地上(0km) | 1000 hPa |
| 約16km | 100 hPa |
| 約32km | 10 hPa |
| 約48km | 1 hPa |
高度約48kmまで上昇すると、気圧は地上の0.1%(1hPa)にまで減少します。これは、大気全体の99.9%の空気が高度48kmより下に集中していることを意味しています。
高気圧と低気圧
天気予報でよく耳にする「高気圧」「低気圧」は、周囲との相対的な比較で決まります。
- 高気圧:周囲より気圧が高いところ
- 低気圧:周囲より気圧が低いところ
「何hPa以上なら高気圧」「何hPa以下なら低気圧」という絶対的な基準があるわけではありません。あくまでも周囲と比べて高いか低いかで判断されます。
